まちのがっこうプラス
松山市(2024.4~活動停止中)
お知らせ
いまの子どもたちの放課後の時間は、経済発展の影響や少子化に伴い、不安定な状況になっています。
各地域での放課後児童クラブ等による受け皿は不足しており、就労や家族形態の多様化(例えば、平日のみ子どもが学校に通う時間に合わせたパートタイムなどを選択する家庭や、家族の介護等による時間制約のある家庭など)によって、受入要件に合わず行政の取組みだけでは、子どもたちの放課後の過ごし方を最早カバーできない状況に陥っています。
子どもだけで留守番をさせるにも、ゲームやインターネット、さらには不審者などによる不安が残ります。また、祖父母に預ければ安心かもしれませんが、預けられた祖父母は大変です。
一方、子どもたちにとっても、毎日のように塾や勉強で放課後の自由な時間を追いやられることなど望んでいないでしょう。
「安心して、ケンカや自分の意見が言える居場所」と
周囲に興味を持ったり、問題を見つける、人とつながり「考えてみる」という経験が
自ら学びたくなる力となり、人を好きになる力となります。
学力の土台でもあり、これから社会で生きていくためには重要です。
これらは、学校では教えてくれません。
放課後(学校以外の時間)が、これまではそのような力を育むインフラでしたが
経済の発展に伴い、子どもたちを育む、自然にある放課後インフラが消滅しかけています。
意図して、子どもたちが自分で考えたり、違う他者と対話をする場所をつくる必要性があります。(子どもの権利条約第12条にも記載されています)
そこで、小学生のための探究学習スペースとしてまちのがっこう+を、2021年に設立しました。
非認知能力=目に見えない重要な生きる力を育む手段として、探究学習をテーマとした体験活動を進めています。まちのがっこうプラスは、目に見えない重要な生きる力を育む手段として、探究学習をテーマとした体験活動を取り入れています。
大学生や地域の方が関わっての体験は、学校では得られない学びとなります。
『起業』と『まちづくり』を体験テーマとして低学年(1~3年)・高学年(4~6年)に分かれて実施しています。
最初は、まちのがっこうプラスに「親に言われて来てみた子」も、
1回、2回と回を重ねて「また行きたい!」に変わって楽しそうに来てくれる姿をみては
「やってよかったな」と実感しますし
ここで子どもたちが、仲間を、時間を、空間を得られ、「学びたい!」が育めるようになれば何よりです。
まずは、毎週水曜日の放課後、体験にきてみませんか?